日本手話で教育するろう学校設立へ?東京都が特区申請

全国初 新たなろう教育の実践を可能にする特区計画を申請|東京都
http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2007/01/20h1j800.htm

日本手話で授業 ろう学校開校へ 東京都が特区申請
http://www.chunichi.co.jp/00/sya/20070119/eve_____sya_____013.shtml

ろう授業に日本手話 教育に選択肢都が特区申請へ
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20070119/eve_____sya_____009.shtml

東京都のプレスリリース、中日新聞社のWEBサイト、東京新聞社のWEBサイトに上記記事が掲載されていました。

それによると、東京都に日本手話で授業を行うろう学校を開設するために東京都が構造改革特別区域計画の
認可申請を行うそうです。

現在のろう学校では幼稚部・小学部の時は手話を用いた授業は認めておらず、中学部・高等部あたりから
授業でも使い始めるというところが多いようです。
理由は、ろう学校を卒業した後に健聴者の世界に入ったとき、日本語能力が低いと健聴者の世界に馴染めない、
だから小さい頃に日本語能力を高めておく必要がある、ということです。

しかし、そのやり方は聴覚障害を持つ親の一部から不満が出ている状態でした。
ただ、口話だけで受けても聴覚障害があるのだから耳からは情報が入らないし、口の動きをずっと見ているのにも
限界がある、手話ならその点スムーズに内容を理解することが出来る、というのが理由です。

その他色々なメリット・デメリットがありますが、それについては東京新聞のWEBサイトに触れられているので
そちらを読んで頂ければと思います。

私自身の考えとしては、聴覚障害を持つ子どもたちが授業を受けるときの方法(口話/手話)が広がるという
意味ではこの学校はあってもいい、と思います。
しかし、心配なのは日本手話で授業する学校では発音の練習は全くやらない、ということになるのかという点です。
社会に出ると、どうしても自分の声で自分のメッセージを発信しなければならない場所が出てきます。
そのようなときに全く発音教育を受けていないと、どういった声が出るのかわかりません。
私自身の声も流暢な日本語発音ではなく、知り合いいわく「少々なまりがある声」とのことです。
なまり、大いに結構です。
大切なのは、声を出さないといけないときに奇声ではなく、それなりに意味が通じる声を出せるようにする
訓練の場も必要だというのが私が社会に出て感じている部分です。

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by maro1010 | 2007-01-19 22:33 | 聴覚障害


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