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災害時、文章で情報発信

災害時、文章で情報発信 耳の不自由な人向けに開発
http://www.asahi.com/life/update/1124/008.html


朝日新聞の夕刊に上記記事が掲載されていました。
それによると、東京のベンチャー企業が災害で避難生活を強いられている聴覚障害者向けに情報受信機を開発したとのことです。
腕時計・ポケットベル型の情報受信機5台と情報発信機1台がペアで1セットになっており、受信機を増やせば受信出来る人を増やすことは可能なんだそうです。
受信出来るメッセージは10文字までの文章を10種類までなので、本当に簡単な文章、上記記事に載っている例文でいうと「ショクジ クバリマス」「トイレ ツカエマス」という文章までしか送受信できないという制約はあります。

また、携帯でメールも受信できるので、バイブレータモードにしていれば長文も受信出来る現状から見ると、本当に使いやすいツールになりえるのかどうかはちょっと疑問があります。

長所をあげてみると、メッセージの送信が非常に簡単であること、腕時計・ポケベル型であるため、操作性も簡単と思われることでしょうか?

とはいいつつ、使い方によっては結構便利なツールだと思うので、今後メッセージがもう少し長く、詳細に送れるようになればいいなと期待しています。
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by maro1010 | 2005-11-24 23:42 | 聴覚障害

いつでも、どこでも、コミュニケーションと生活支援の保障を!全国集会

本日、東京都の赤羽で開催された「いつでも、どこでも、コミュニケーションと生活支援の保障を!全国集会」に出席してきました。

日本全国、47都道府県から436名(?)の参加者がいたそうです。週の真ん中で翌日は平日という状況の中、北海道や沖縄県からも参加者がいたことに大変驚きました。
内容としては、まず対策本部から障害者自立支援法が10月31日に特別国会で採決されるまでの流れの説明があり、その後に厚生労働省の方から障害者自立支援法のうち、コミュニケーション支援に関係する部分についての説明がありました。

厚生労働省の方からはコミュニケーション支援は「地域生活支援事業」であることの説明、応益負担は地域生活支援事業では関係がない(一律1割負担は厚生労働省としては考えていない)という話がありました。手話通訳派遣事業などの現在、無料で行われている事業については今後も無料で提供されるべきである、という考えを持っている、ということを厚生労働省は強調していました。
しかし、これは国としての考え方であり、実際に負担がどうなるかは事業を行う市町村の判断となる、ということも話していました。
このため、最終的には各市町村の聴覚障害者協会、中途失聴者協会などが行政にしっかり要望をしないとどうなるかはわからない、国としては「技術的助言」までしか出来ない(指導は無理)ということになるそうです。

午後はパネルディスカッションが行われ、いくつかのテーマで提案者や指定回答者が持論を述べた後、会場から質問があればそれに答えるという形で進められました。
ただ、いずれも提案者や指定回答者の説明がついつい長くなってしまい、一般参加者の質問&回答タイムがかなり短くなってしまったのは非常に残念に思います。

午後の内容はというと、行政に対する予算確保のための要望方法はどうすればいいのか、とか相談員制度はどうなるのか、また、今後の重要課題は何か、というテーマでした。

特に、中途失聴者の方が話していた「要約筆記者は現在はまだ奉仕員という立場であり、手話通訳者のようにきちんとした制度がない。要約筆記者もキチンとした養成制度、派遣制度などが必要である。」という内容については今まで考えたことがなかったので勉強になりました。

今回のような全国集会だと、手話通訳者の存在もありがたいのですが、手話を読む目が疲れたときにちょっと視線をはずすとたちまち内容がわからなくなってしまいます。
そういうときに要約筆記通訳者(パソコンによる要約筆記も含む)がいると、文字でちょっと前の内容もさかのぼって確認できるので非常に助かっています。
そのような技術を持つ要約筆記者がまだ少ない、技術的にもまだまだである、ということは今後重要な課題となってくるなと非常に強く感じました。

今回の全国集会に参加してわかった、一番大きなことは「国としては"手話通訳に関する負担は今まで通り、無料で使えるべきである、コミュニケーションに関することは無料であるべきである"という考えを持っている」ということです。

今後は、市町村との交渉で、手話通訳派遣事業や設置事業があるところは今まで通り無料で使えるように、ないところはどのようにして予算化すればいいのか考えた上で行政と交渉していく必要がありそうです。

前途はまだまだ多難ですが、頑張っていかなければと思います。
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by maro1010 | 2005-11-23 21:31 | 聴覚障害

ニュー補聴器

石井 ニュー補聴器でローテ獲りだ
http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2005/11/21/08.html

スポニチによると、中日の石井裕也投手が補聴器を改善中だそうです。
補聴器は天気がいいときは全然問題ないのですが、やはり機械なので水分に弱いです。
来年度は雨にもマケズ、風にもマケズ、中日のローテーション入りを果たしていただければと
思います。
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by maro1010 | 2005-11-21 06:30 | 石井裕也

障害保健福祉関係主管課長会議の資料

聴覚障害者「自立支援法案」対策中央本部ブログによると、2005年11月11日に開催された、障害保健福祉関係主管課長会議の資料がWAMNETのホームページにアップされているそうです。

障害者自立支援法に関する資料もあるとのことなので、早速ダウンロードしてきました。

コミュニケーション支援については、「資料6:地域生活支援事業について」に載っています。
具体的には、市町村生活支援事業(第77条)のコミュニケーション支援事業など(第1項2号)というところに手話通訳者派遣事業、要約筆記通訳者派遣事業、手話通訳設置事業、日常生活用具給付等事業という4つの事業が書かれています。
現在事業の中にあった、「奉仕員派遣事業」と「障害者情報バリアフリー化支援事業」がなくなっていますが、「奉仕員派遣事業」はともかく、「障害者情報バリアフリー化支援事業」はどこへ行ったのでしょうか?
別の事業に組み込まれているのか、それとも事業としては消されてしまったのか…。
都道府県地域生活支援事業(第78条)に「情報支援事業等」という事業がありますが、これでしょうか。

また、地域生活支援事業における利用者負担の考え方も示されています。
1)地域生活支援事業は、それぞれの地域の実情に応じて柔軟な実施が期待されていることから、利用者負担の方法についても全国一律に定められるべきものではなく、基本的には事業の実施主体の判断によるべきこと。
2)なお、従来から利用者負担を課して実施している事業については、従来の利用者負担の状況(その手法や額等)や、他の障害者サービス(個別給付の手法、低取得者への配慮)等を考慮し、実施主体として適切な利用者負担を求めることは考えられる。
この文章から判断すると、手話通訳者や要約筆記通訳者を派遣してもらうとき、利用者負担を科せられるかどうかは各行政(あるいは派遣事業の受託を受けている団体)の判断による、ということになります。

全青研で「手話通訳問題」グループが発表していた内容の中に「聴覚障害者団体が行政から事業の受託を受けて派遣事業を行うのもひとつの手」というのがありました。
大きな市町村の団体ならこれも可能な話だと思います。
ただ、小さい団体は受託を受けても運営できず、返って事業が破綻してしまう可能性大なのでやはり行政と交渉し、現状通り利用者負担ゼロを強く求めていく必要があると思います。

国会を通過したことで、法案の内容が見えやすくなったと言うことは、行政も準備を進めていると言うことになります。出来るだけ早く、行政に対して動かなければ…と思います。
(自分で自分の尻を叩いてます)

地方生活支援事業は平成18年10月からスタートの予定とのことです。
ですが、平成18年1月から少しずつ準備は始まるようです。
これからは国に対してのアンテナだけではなく、地方自治体へのアンテナも感度をよくする必要がありそうです。
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by maro1010 | 2005-11-16 23:10 | 聴覚障害

聴覚障害者と裁判員制度

岐阜聾学校の生徒が地裁で裁判員制度の模擬体験を行ったそうです。

裁判員制度:聾学校の生徒、法廷で模擬裁判--地裁で
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/gifu/news/20051115ddlk21040005000c.html

岐阜地裁の法廷で初めて/裁判員制度模擬裁判/岐阜聾学校生徒が体験
http://www.jic-gifu.or.jp/np/g_news/200511/1115.htm#6
手話交え 裁判“実演”
http://mytown.asahi.com/gifu/news01.asp?kiji=4654

聴覚障害者も裁判員に選ばれる可能性があるとのことですが、実際に裁判員に選ばれたときに情報保障(手話を理解する人には手話通訳者、手話はわからない人は要約筆記通訳者)はキチンと行われるのでしょうか。
また、法律用語の中には普段使わない言葉が多数あり、それを手話表現に翻訳するのはかなり大変なことであろうと思われます。

ですが、学生のときからこうして模擬裁判の体験を行うのは非常にいい取り組みだと思います。
裁判制度の流れを実際に体験し、聴覚障害者がどのようなときに困るのかを大いに議論していただければ、と思います。
私もどこかでそういう行事があれば、可能なら参加してみたいと思います。
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by maro1010 | 2005-11-15 21:55 | 聴覚障害

政府インターネットテレビ

政府インターネットテレビが2005年11月10日から始まっています。
政府が発信するインターネットテレビなので、字幕はついているかどうか確認してみました。
結論から言うと、字幕がついているものとついていないものにわかれているようです。
まだ開局したばかりなので字幕をつけられるものから順に、ということかもしれません。
字幕がついているのを確認できたのは
「らいおんウィークリー『10月31日~11月6日(第3次小泉改造内閣の発足など)』」だけです。

字幕の内容は、例えば記者会見では話していることが全て字幕化されるわけでもなく、
要約されたものが画面下部に表示されているようです
(口の動きと字幕を見比べてみた範囲では)

聴覚障害者でも情報を全て得ることが出来るかどうか、という面では
まだ不足している部分があると思いますが
(字幕を読んでも意味がわからない聴覚障害者もいるでしょう。
そういう人のために手話通訳の映像がつくバージョンがあってもいいのかなと思います)、
今後全ての番組に字幕がつくのを期待したいと思います。
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by maro1010 | 2005-11-12 11:58 | 聴覚障害

石井裕也投手、契約更新

スポニチによると、中日の石井裕也投手が契約更新したそうです。
http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2005/11/12/05.html

600万円増とのことです。現在は秋季キャンプに参加中と思いますが、シーズンオフの怪我に気をつけて、来年も頑張って欲しいです。
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by maro1010 | 2005-11-12 07:46 | 石井裕也

手話と腹話術

世界腹話術の祭典:聴覚障害者も楽しんで 珍しい手話での披露も
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/yamanashi/news/20051109ddlk19040224000c.html

毎日新聞社の記事に面白いものを見つけました。
聴覚障害者でも楽しめる腹話術なんだそうです。なんのこっちゃ?と思い、読んでみたら納得しました。
<以下、引用>
同愛好会のショーでは甲州市に住む手話通訳者の女性が手話腹話術を披露する。人形の両袖から自分の手を入れて操作し人形に手話を演じさせる腹話術で、日本腹話術師協会によると、全国で初めての試み。


見てみたいですが、場所が山梨県・・・無理です。
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by maro1010 | 2005-11-09 23:41 | 聴覚障害

第39回全国ろうあ青年研究討論会(3日目)

第39回全国ろうあ青年研究討論会の最終日は、分科会の発表や来年開催地の宮崎県への引継ぎが主な内容となりました。
分科会の発表はどの分科会もうまくまとまっていて「ふむふむ、なるほど」と思いながら見ていました。特に、盲ろう者との付き合い方については全く知らなかったので、大変勉強になりました。

来年は11/3~11/5と宮崎県で全国ろうあ青年研究討論会が開かれます。
このとき、アジアろう青年キャンプも行われるので(10/29~11/5)アジアのろう青年との交流も出来る、ということを強くPRしていました。
宮崎県は遠いのですが…お金と仕事などのスケジュールと相談してみたいと思います。

石川県の実行委員会の皆さん、そして中央委員の皆さん、お疲れ様でしたー。
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by maro1010 | 2005-11-07 10:25 | 聴覚障害

第39回全国ろうあ青年研究討論会(2日目)

第39回全国ろうあ青年研究討論会の2日目は朝の9時から夜6時まで各分科会にわかれて意見交換・討論などが行われました。
防災グループはまず、平成16年に兵庫県・京都府を襲った台風23号の被害についてまとめたビデオを見て、それから災害時の緊急通報システムはどうすべきか?について話し合いました。
台風23号による被害は土砂崩れや床上浸水による被害が非常に大きかった、ということと聴覚障害者が避難情報を得られず、1日か2日ほど自宅の2階で助けを待っていたという事例がある、という話でした。
災害というと地震だけを想定しがちですが、実際には台風や大雨による床上浸水、土砂崩れもあるということを忘れてはいけない、というのを強く感じました。
災害発生時の緊急通報システムについては、FAX、携帯電話、パソコン、アイドラゴンがあるという話も出ましたが、機械は水害に襲われると役に立たないこともあります。そこで、最終的にはやはり近所の付き合いが非常に大切、そして近所の人に聴覚障害者が近所にいるということを知ってもらわないといけないというのが最も大切だということになりました。

午後は阪神・淡路大震災についてのビデオを見た後、グループに分かれて災害発生時の避難時に必要なものは何か?というテーマで話し合いが行われました。
基本的には健聴者と同じですが、聴覚障害者の場合は他にも必要なものがあります。
例えば補聴器・予備の電池・メモ帳・メモなどの情報を得るための道具、万が一何かの下敷きになってしまったときに助けを呼ぶためにホイッスル・防犯ブザーなどがある、という話になりました。

他にも色々アイディアが出たので、家に帰ったら地域の手話サークルやろう協と話し合ってみる場をいつか作れたら…と思います。

明日で終わりになってしまいましたが、本当にあっという間でした。
来年は宮崎と遠いので参加できるかどうかは不明ですが、またいつか近いところでこういう行事があれば参加してみたいとおもいます。
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by maro1010 | 2005-11-06 00:44 | 聴覚障害