見聞考:要約筆記 耳代わりの「見える言葉」
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/saga/news/20060521ddlk41040110000c.html 聴覚障害があると手話がコミュニケーションの手段と思われがちです。 しかし、実際は上記記事にも載っているとおり、手話を知らない聴覚障害者の方がはるかに多いのです。 聴覚障害者といっても生まれつき、または小さい頃に聴力を失った人やある程度大人になってから突然聴力を失った人とまちまちです。 小さい頃に聴力を失った人は割と手話を覚える傾向にあるようですが、大人になってからだとなかなか手話を覚えたくても覚えられない人が多いようです。 そういった人たちにとってはコミュニケーション手段は筆談となっています。 講演会などで講演者が話している内容を簡潔にまとめて文章化している人が要約筆記通訳者。 傍目に見ると簡単そうですが実は訓練を積まないと非常に難しい仕事なのです。 でも、話している内容が文章として出るということは、高齢者にとっても非常に助かる情報保障ではないかと思います。 手話通訳者のみが注目されがちですが、要約筆記通訳者という手話が出来なくても聴覚障害者の手助けが出来る仕事がある、ということを知って欲しいなと思います。 Blogランキングに参加中です。いいと思ったらクリックをお願いします。 人気blogランキングへ
by maro1010
| 2006-05-21 12:23
| 聴覚障害
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